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動物医療への応用可能性も示す3Dプリンティング


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"脚を失った動物が生きていくのはとても難しいことだ。しかし、カモたちは脚を失っても生きていけるようになるかもしれない。あるいは脚だけでなく、さまざまな部分を失うことになっても生きていけるようになるかもしれない。"

"3Dプリント技術を使って、カモのための義足が作れるようになっているのだ。作成したのはブリティッシュコロンビア州のシッカモスに住むTerence Loringというデザイナーだ。彼はリアルな「チキンファイト」で足を失ってしまったDudleyという子ガモの義足を作った。ちなみにLoringは現在、3Dデザインの3D Pillarという会社を経営している。"

"尚、ご存知かもしれないが3Dプリントで作った義足を使う鳥は他にもいる。Buttercupというアヒルが3Dプリントされた義足を身につけ、昨年あちこちで話題になっていた。
Loringは今回の成果をオープンソース化すると話している。"

"Loringによるデザインは、彼の会社である3 Pillar Designsのサイトからダウンロードすることができる。"

人だけでなく動物に対しても3Dプリントを用いた医療へのアプローチは勿論可能だ。あまり聞かないが、動物の再生医療ももっと充実するかも知れない。

もしかすると、動物に対してのウェアラブルデバイスも生まれるかも。

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2014/01/21(火)
アップルの人材引き抜きから見えた!iWatchで血液検査、iPhone 6は虹彩認証?


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9to5Macによると、アップルは最近、生体認証や医療用センサーの専門家2名を引き抜き、研究に取り組んでいる模様です。顔認証や、眼球の虹彩認証がiPhone 6や、期待のウェアラブルデバイス「iWatch」に搭載される可能性もあります。"

"今年初め、アップルは生体センサーの専門家2名を引き抜きました。その一人Nancy Dougherty氏は、Sano Intelligence社でハードウェア開発の責任者でした。同社は、針を使わずに紙ヤスリが皮膚にあたった程度の感触での手軽な血液検査を可能にする技術を開発するベンチャー企業です。"

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"もう一人は、医療機器企業Vital Connect社で研究開発担当副社長として生体センサー開発を率いていたRavi Narasimhan氏です。Vital Connect社は、心拍数や体温、睡眠やストレスの状態等を遠隔測定可能な多機能生体センサーの開発で実績があります。"

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"9to5Macは、両氏がアップルで担当する業務の詳細は不明ながら、アップルが生体センサー技術に注力していることは間違いない、と分析しています。"

"アップルが進めているとされる生体認証研究については、複数の情報があります。iPhone 5sに搭載した指紋センサーを、ホームボタンではなく画面に内蔵する研究や、眼の虹彩による個人認証の研究、コンパスや加速度センサーを顔認識の精度向上に活用する研究を進めているとの情報があります。これらの技術は、個人認証によるセキュリティ向上のほか、写真認識技術などにも活用されると考えられます。"

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"最近公開された特許情報では、昨年12月にアップルが顔認証によるデバイス制御技術の特許を取得しています。これは、顔を認識してパスワードの代わりにコンピュータ機器を制御する技術で、iPhone 5sで採用した指紋認証に続く認証方法として話題になりました。"

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"2014年早々に報じられた人気写真アプリSnappyCamの買収も、カメラの性能向上ではなく個人認証用ソフトウェアに技術を転用するのが目的とも考えられます。"

指紋認証がiPhone5sに採用されていることを考えると、顔認証や虹彩認証はかなりあり得そう。

血液検査は衛生面での課題や法律面での課題をクリアする必要があるため難しいかも知れないが、心拍数や体温、血圧等を測定・管理することはかなりあり得そう。

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2014/01/18 04:27

Googleがスマート コンタクトレンズを開発、血糖センサと無線内蔵の医療用。LED内蔵も検討
By Ittousai posted 2014年01月17日 08時56分


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"Google が「スマート コンタクトレンズ」の開発計画を明らかにしました。

Google の先端技術研究所 Google [x] が開発した Smart Contact Lens は、二層のソフトコンタクトに微細なセンサーとチップ、アンテナを挟んだ構造で、(当初の) 用途は医療用。

涙に含まれるグルコースを監視することで、糖尿病患者に血液検査より楽な血糖値管理の方法を提供するとともに、今後はLEDを内蔵して、着用者に血糖レベルの急激な変動を警告する機能も検討しています。"

"Google はスマートコンタクトレンズの試作品を完成させており、技術的にはまだ初期段階であるものの、すでに複数の臨床研究を実施したとしています。"

"さて、Google といえば Android OS の開発主体であり、年内にも市販予定の Google Glass など、ウェアラブル端末への積極的な取り組みで知られています。今回の Smart Contact Lens はあくまで医療用デバイスとしての発表ですが、センサとプロセッサ、アンテナにLEDを内蔵して外部機器と連携できるコンタクトレンズとなれば、医療以外での応用も期待したくなります。"

改めて思ったのだが、粘膜に抵抗なく着用するコンタクトレンズってすごい。

粘膜から人は色々な物を吸収したり分泌したりしているので、粘膜である眼球と抵抗なく接触できるコンタクトレンズの研究、開発は需要が大きそう。

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