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カテゴリ: 医療・ヘルスケア

「時間との勝負」である脳血管疾患治療にスマートフォンアプリで挑む。東京慈恵会医科大学付属病院が導入した「Join」は、こうした狙いで開発されたアプリだ。今後、医療現場でのスマートフォンやアプリの活用が拡大していくと見込まれる中、単体のソフトウエア(アプリ)として初めて保険適用となったことでも注目を集めている「Join」。

これが日本初の保険適用アプリ、「Join」の実力は…

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これで医者いらず!?Googleに症状を入力すると治す方法を表示

近々、Googleの検索機能に新たに医学分野が加わります。症状をGoogleで検索すると、自分でできる治療方法が検索画面に表示される仕組みになるとのこと。

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この機能の呼び名は「Symptoms Search」。なお、iOS版とAndroid版の両方に対応するとのこと。また、「Symptoms Search」はGoogleの次期アップデート以降、アメリカの英語版アプリから順次導入されていく。

「Symptoms Search」を使うと、具体的にどのようなことを教えてくれるのでしょうか。たとえば、「頭の片方だけが痛い」と検索すると、「頭痛」「偏頭痛」「緊張性頭痛」「群発性頭痛」など関連するであろう症状のリストが示されます。また、「頭痛」といった具体的なワードで検索すると、自分で治す方法や医者に診てもらう必要がある場合の症状を教えてくれます。「Symptoms Search」のメリットは、医者に行かずにすぐに症状の解決策がわかること。さらに、病院に行く必要がない場合は医療費を節約できる。

症状を検索するだけで治しかたがわかる医者いらずな「Symptoms Search」。しかし、情報を教えてくれるのは医者ではなく、あくまでも機械です。そのため、その情報が本当に信頼できるものかどうか不安になるが、「Symptoms Search」が教えてくれるティップスは、Googleの検索結果を収集したものと名高い医者から集めた情報を比較しているため、極めて精緻である。

さらに「Symptoms Search」においてGoogleと手を組んでいるのは、ハーバード大学医学大学院やメイヨー・クリニックのエキスパートたち。彼らとともにナレッジグラフを作り上げています。そして、そのナレッジグラフはつねに更新され改良されていくとのこと。

多くのGoogleユーザーが「Symptoms Search」を使うことで、精度も上がっていくと考えられる。

人工知能で診療サポート、自治医大などが開発

 人工知能(AI)やロボットを使って、医師の診療をサポートする仕組みを自治医科大などが開発し、28日、発表した。

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 "患者の症状や過去の受診状況などをもとに、診断候補を絞り込み、適切な検査や治療法を提案するという。同大は、来年度にも実際の診療現場での試験運用を始め、全国に広げていきたい考えだ。

 このAIは「ホワイト・ジャック」と名付けられ、市販のロボットなどと組み合わせて使う。過去の膨大な診療データなどから、患者の症状に合致する病名と、その確率を示す。確定診断に必要な検査や、薬の処方などもアドバイスする。

 将来は、ロボットが診察室で医師と患者の会話を聞き取り、医師の代わりにカルテに記入する仕組みも導入するという。

 開発に携わった同大の石川鎮清しずきよ教授(総合診療学)は「まれな病気も提示してくれるので、重大な病気の見落としを減らせると期待できる。また、若手医師の育成にも役に立つだろう」と話している。"

▼参考
知能ホワイト・ジャック、医師の診療支援 自治医大

処方箋電子化解禁へ…医療機関と薬局で情報共有

 厚生労働省は4月をめどに、薬の種類や服用量などが書かれた処方箋の電子化を解禁することを決めた。

 "関連省令を改正する。処方内容に加え、病名や体質についても医療機関と薬局の間で情報共有が進み、患者に合った処方や調剤がしやすくなると期待される。

 現在、処方箋は医師が紙で出すことが義務付けられており、患者が薬局に持参して薬を調剤してもらう。電子化した場合、医師は患者の同意を得て処方箋のデータを、地域の医師会などが運営する中核のコンピューターを通じて薬局に送る。病名や検査結果、アレルギーの情報も一緒に送れる。患者は処方箋代わりの引換証を医療機関からもらい、薬局に出して薬を受け取る。

 薬局は、処方箋の内容をコンピューターで自動処理することで事務作業を減らせる。処方内容を病名や体質を把握したうえで確認できる。後発医薬品への変更などが医療機関に伝わる仕組みにすれば、医師はそれを考慮して診察できる。"

イェール、ハーバード、コロンビア…なぜ名門大学の医学部は「ダンス」「絵画鑑賞」を必修科目にしているのか?

米国の名門大学の医学部は近年、文学や美術、ダンスなどの「芸術系科目」を取り入れることに積極的だ。米オンラインメディア「スタット・ニュース」によると、発端となったのはイェール大学医学大学院の取り組みで、数年前から絵画鑑賞を必修科目にしている。

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"ハーバード大学医学大学院は今秋から、文学や演劇、ダンスの授業を課しており、近隣の美術館に出かける「課外授業」も取り入れている。またコロンビア大学は、創作文学や死亡記事の執筆の授業を開設している。

こうした背景には、大学側の「共感力があり、思慮深い医師を輩出したい」という考えがある。多くの医学生は学業が忙しく、絵を描いたり楽器を演奏したりする時間はないと考えている。学生の共感力や感性が鈍くなることを危惧した大学側が、授業を受けさせているというわけだ。

最近、医学界では医師と患者の「対話」の重要性が高まっている。最新の医療機器に頼るあまり、医師が問診もそこそこに検査をし、異常がなければ「病気ではない」と断定してしまう傾向にあるからだ。だがそれでは症状の背景を理解したり、将来の病気を予想したりしづらいと指摘されてきた。

絵画鑑賞によって「視覚的な診断スキル」が向上することは、すでに研究で明らかになっている。しかし、こうした授業がどれほど共感力を上げるかを証明するには、まだ時間が必要といえそうだ。"

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