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カテゴリ: IT・テクノロジー

アプリ作成ツール「Yappli」が3.3億円を調達--ウェアラブル開発など強化

法人向けのアプリ開発支援サービス「Yappli」を運営するファストメディアは9月1日、グロービス・キャピタル・パートナーズや米セールスフォース・ドットコムなどから、総額3.3億円を調達したことを発表した。

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 "法人向けのアプリ開発支援サービス「Yappli(ヤプリ)」を運営するファストメディアは9月1日、グロービス・キャピタル・パートナーズ、米セールスフォース・ドットコム、ヤフーの投資子会社であるYJキャピタル、個人投資家の川田尚吾氏から、総額3.3億円を調達したことを発表した。

 Yappliは、企業向けのアプリ運営プラットフォームで、iOSとAndroidに対応している。あらかじめ用意されたテンプレートの中から、追加したい機能を選択するだけでネイティブアプリを作成できる。アプリ公開後もシンプルな管理画面からドラッグ&ドロップで直感的にアプリを更新できる。また、アプリストアに公開するための申請手続きなどもYappliを利用することで不要になる。"

人気のゲーム実況ストリーミングにYouTubeも参入、Twitch/Amazon独占のパイを奪う

YouTubeは、ゲーム実況に参入し、Twitchと競合するYouTube Gamingというサービスをローンチすると発表した。

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"Amazonに買収されたTwitchは、ほかの人たちがビデオゲームをプレイしているのを見たり、あるいは自分のゲームをストリーミングしてその‘番組’をブロードキャストするサイトだ。YouTube Gamingはライブのストリーミングのほかに、ゲーム関連のビデオを一箇所に集めたサイトだ。コピー作品でもよい。ゲームは、プレイするだけでなく見ることにもチャットすることにも人気があるので、Googleもその市場を無視できない。"

"GoogleもTwitchの競りに参加したが、土壇場でAmazonという鳶に油揚げをさらわれた、と言われている。TwitchはAmazonのeコマースパズルを構成する大きなピースの一つになり、ビデオゲームのストリーミングは、それらのゲームを買わせるためのリアルタイムコマーシャルになる。"

グーグルの「Android Wear」、「iPhone」に対応

8月31日、「Android Wear」を搭載するスマートウォッチがAppleの「iPhone」と連携可能になることを発表した。

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 "Googleのスマートウォッチへの取り組みの中で大きな変化となる動きだ。サムスン、Motorola、LGといったハードウェアベンダーが製造するAndroid Wear搭載スマートウォッチはこれまで、「Android」を搭載するスマートフォンとのみ連動していたが、iPhoneに対応することで、Googleは潜在顧客層を拡大する。Appleは前四半期単独で4750万台のiPhoneを販売している。

 Googleは、Android Wearスマートウォッチをさらに広範に使用できるようにし、スマートウォッチを購入しようと考えるiPhoneユーザーが、iPhoneにしか対応しない「Apple Watch」以外の選択肢を検討することを期待しているようだ。調査会社のStrategy Analyticsによると、Apple初のウェアラブル製品であるApple Watchは、発売から数カ月のうちに、2015年の世界スマートウォッチ市場で最も人気の高い製品となったという。"

"Canalysによると、2014年のウェアラブル製品の総出荷数は460万台で、そのうちAndroid Wear搭載製品の出荷数はスマートウォッチメーカー全体の合計でわずか72万台であったという。

 Appleは、Apple Watchの具体的な販売個数を明らかにしていないが、Strategy Analyticsによると、前四半期のApple Watch販売数は400万台だったという。

 現在、Android WearとiPhoneの連携には一部制約がある。例えば、AppleユーザーはAndroid WearスマートウォッチをWi-Fiネットワークに接続できず、セルラー接続のみが使用可能となる予定だ。

 Googleは4月、 Android WearスマートウォッチとAndroidスマートフォン間のWi-Fi接続に対応することを発表した。Appleユーザー向けに、Wi-Fi接続を提供する時期については明らかにしていない。

 また、「Google Play」ストアには、PinterestやデートアプリのTinderなどサードパーティーソフトウェアメーカーによって開発された4000ものAndroid Wearアプリが提供されているが、iPhoneユーザーはAndroid Wearスマートウォッチでこれらを使用することはできない。"


スマートグラスで機器点検支援 NTTデータ、システム開発


 NTTデータは31日、眼鏡型のウエアラブル端末(スマートグラス)を使った複写機などの点検支援システムを開発したと発表した。内蔵の小型ディスプレーで操作手順書を見ながら両手で部品交換ができる。内蔵カメラで画像を撮影して送り、遠隔地の責任者からリアルタイムで指示を受けることもできる。来年3月までに提供を始める。

 "複写機や通信機器などの保守員はディスプレーに手順書などを表示し、作業ができる。声や首を振るなどのジェスチャーで操作することも可能で、保守点検の作業効率を引き上げられる。製造業やIT企業などの需要を見込む。

 作業方法が分からないときは故障箇所をカメラで撮影し、送信できる。管理者などは遠隔地にいても画像を見ることができることから状況を正確につかみやすく、保守員のすぐ横にいるかのように適切な指示ができる。

 電子機器や社会インフラのほかビル設備などの点検にも使える。価格は1000万円程度からの見込み。2018年度までに累計50億円の売り上げをめざす。"

DeNA、スマホの画面を生中継できるアプリ

DeNAは2015年8月28日、スマートフォンの画面をそのままネット動画として生中継するアプリ「Mirrativ(ミラティブ)」の提供を始めた。

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"ゲームやSNS、Webサイトなど、利用者が操作しているスマホ画面をリアルタイムに配信できる。内蔵カメラの映像や特定ゲームの内容を配信できるアプリは既にあるが、画面そのものを生中継できるアプリは珍しい。ゲームの「実況」など、スマホ動画を介したコミュニケーションに新たな可能性が広がりそうだ。

 まずAndroid(アンドロイド)搭載端末向けに提供する。iOS向けにも近日中に提供する予定だ。いずれも利用は無料。

 利用者はまずミラティブのアプリ自体を起動し、配信開始ボタンを押す。以後はミラティブのアプリはバックグラウンドで動作し、利用者が起動したゲームやWebブラウザーといった他のアプリの動作を動画として他の利用者へ配信する(写真)。

 視聴にも同じアプリを使う。視聴者はミラティブのアプリを起動し、配信中の動画一覧から見たいものを選ぶ。文字コメントを投稿する機能もあり、配信者と視聴者でやりとりできる。

 最大の特徴は、利用者が動画配信用の機材を用意したりアプリ開発者がアプリを改良したりといった手間が不要なことだ。これまでスマホ画面の動画を配信するには、パソコンなどを使ってスマホ画面の様子を録画・編集してYouTubeなどの動画サイトに投稿する必要があった。ゲーム自体が動画の録画や生中継の機能を備えている例もあるが、開発会社が同機能を組み込んだタイトルに限られる。

 利用例の一つが、ゲームをプレーしている様子を配信する「実況動画」だ。ゲーム動画で他人の上手なプレーを見たり攻略法を探したりといった楽しみ方が、ゲーム愛好家の間で広がっている。"

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