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カテゴリ: 政治・政策

福島「ロボット実証区域」で飛行試験 活用第1弾

 災害対応ロボットなどの性能試験に使うため、政府と福島県が同県南相馬市に設けた「福島浜通りロボット実証区域」で12日、区域の活用第1弾として、小型無人機ドローンの飛行試験が実施された。

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 "実証区域は、政府のロボット新戦略に基づき、今月指定された。周辺にロボット関連の会社を集積し、雇用を増やして東日本大震災からの復興につなげるのが狙い。

 この日は、ドローンを製造・販売する「MTS&プランニング」(福島市)など2社が災害時の状況確認を想定してカメラを搭載したドローンを飛ばし、地上で映像を受信しながら操作して性能を確かめた。今後、人の立ち入りができない場所で放射線量を測るドローンも試験するという。〔共同〕"

国内の妊婦2・4%がクラミジアに感染 一般女性も相当数感染?

 国内の妊婦約32万人を対象にした大規模調査で、性感染症「性器クラミジア」に2・4%が感染していることが、公益財団法人「性の健康医学財団」(東京都)の集計で20日までに分かった。年間約100万人が誕生していることから、妊婦全体ではおおむね2万4000人が感染していると推計されるとのこと。

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 同財団の熊本悦明札幌医大名誉教授は「若い妊婦を中心に想像以上に広がっている。妊婦以外の一般女性も相当数が感染していると推定される」と話した。

 "調査は2013年10月~14年3月、妊婦健診を受けた32万5771人のデータを集めた。その結果、2・4%に相当する7690人が感染していた。性器クラミジアは性行為で感染。女性は子宮の入り口に炎症が起きておりものが増える。長期化すると卵子が通る卵管にも炎症が広がって不妊症につながる。妊婦は流産や早産のリスクが高まり、母子感染も起こる。"

女性は初期において自覚症状がほとんどないため、気になる人は検査してみても良いかもしれない。

がグラフ解析性能を競うGraph500で世界1位を奪還

理化学研究所、東京工業大学、九州大学、富士通、アイルランドのユニバーシティ・カレッジ・ダブリンらの国際研究グループは7月14日、ビッグデータ処理に関するスーパーコンピューターの国際的な性能ランキングであるGraph500において、スーパーコンピューター「京」が2014年6月以来となる1位を獲得したと発表した。

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スーパーコンピューター「京」

"Graph500はインターネットのソーシャルサービスで「誰と誰がつながっているか」など、関連性のある大量のデータを解析するときに用いられるグラフ解析の性能を競うスパコンランキング。規則的な行列演算である連立1次方程式を解く計算速度(LINPACK)と比べて、より複雑な計算を行う速度が評価の対象となる。なお、「京」はLINPACKを評価するTOP500では4位につけている。

今回、測定に用いられたのは「京」が持つ8万8128台のノードの内の8万2944台で、約1兆個の頂点をもち16兆個の枝からなるプログラムスケールの大規模グラフに対する幅優先探索問題を0.45秒で解くことに成功。ベンチマークスコアは3万8621GTEPSを記録した。

「京」はGraph500で2014年6月に1万7977GTEPSを記録し1位となった後、同年11月に1万9582GTPESで2位に後退。今回、同研究グループによってアルゴリズムが改善され、システム全体を効率良く利用することが可能となり、2倍近い性能向上を達成し、1位を奪還した。"


ドローン法規制2段階 政府・自民、まず官邸など飛行禁止


 政府・自民党は小型の無人飛行機(ドローン)を2段階で規制する方針だ。首相官邸や国会など重要施設の上空を飛行禁止区域に指定するための議員立法を今国会に提出する。購入時の登録義務付けなどは業界団体と調整して、次期臨時国会以降で関連法案の成立をめざす。政府の危機管理対応への批判が出ているため、迅速性を重視した。

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がん患者、高齢化で「大腸」1位に…15年予測

 国立がん研究センターは、2015年に新たにがんになる患者数が、14年より約10万人増え98万2100人になると推計し、28日発表した。

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"種類別にみると、これまで3位だった大腸がんが、胃がん、肺がんを抜いて1位になり、肺がんは2位にとどまると予測した。男性に限ると、前立腺がんの患者が最多になるとした。

 同センターによると、大腸がんの増加は主に高齢化の影響で、肺がんは、喫煙率が最も高かった1960年代に20~30代だった男性が高齢になり、発症が増えたためという。胃がんが3位になったのは、原因の一つとなるピロリ菌の感染者数の減少によるとみられる。"

"また、がんによる死亡者数は、14年より約4000人多い37万900人と予測。肺がんがトップで、14年は3位だった大腸がんが胃がんを抜いて2位となった以外に、大きな変化はみられなかった。"

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